すばこアートラボで開催した、田中槇乃展「Dear Albert/ディア・アルバート」の関連事業として、春休みにワークショップ「ひっかきアートの展覧会」をひらきます。
クレヨンを塗り重ね、ひっかくことで現れる線。描くのではなく、削ることであらわれるかたち。このワークショップでは、参加者のみなさんが自分の手で線を生み出し、作品をつくりました。
私が色を入れたキャンバス。手の動きや絵の具の重なりなど、キャンバスと対話しながらクレヨンでそれぞれ色を置いていく。そこに「ひっかく」行為を重ねていきます。
7歳から70代の方々が夢中になって、ひっかきアートを楽しむ時間は、大人や子供の垣根を超え、年齢や性別、肩書という枠から解放された、その時、そこに在るヒトが立ち上がっているようでした。
最後に、皆さんに「ひっかきアートって、何?」という問いから、「ひっかく」ことを通して感じたことをシェアしていただきました。
それぞれの作品と言葉から、そのヒトらしさを感じる豊かな時間でした。
はじめましての方が多い中、自然とおしゃべりもはずみ、終始笑いの絶えないワークショップとなりました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
完成した作品は、わたしの作品とともに、4月6日~4月19日まで「公園のすばこ」アートギャラリーで展示します。
参加者とともに「ひっかきアートって、何?」という問いと向き合った軌跡をお楽しみください。

